我が家は小学3年生・1年生ともにユーチューブデビューはまだです。
なので、ユーチューバーがなんだかあんまりわかっていません。
でも今の子どもたちにとってYouTubeはとても身近な存在です。
子供の夢はいつだってなんだって応援してあげたいけど・・・。
ちゃんと応援できる自信ありますか?


Contents
小学生のなりたい職業ランキング。
男の子
- サッカー選手
- 野球選手
- 医師
- ゲーム関連
- 建築士
- ユーチューバー
- バスケット選手
- 大工
- 警察
- 科学者・研究者
女の子
- 看護師
- パティシエ
- 医師
- 保育士
- ファッション関連
- 獣医
- 薬剤師
- 美容師
- 教師
- 漫画家
上記順位は日本FP協会による第11回「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」の応募時に調査したものです。
小学生のなりたい職業、男子「ユーチューバー」急浮上 – ライブドアニュース
人気職業ランキング急上昇のユーチューバー
小学生の人気職業ランキングは長い間大きな変化はありませんでした。
男の子はスポーツ選手や医師・警察官など習い事に直結した仕事や生活していて身近な仕事。
女の子は教師やお医者さん、パティシエが毎年上位に入る人気のあるお仕事です。
そんな中、ヒカキンさんやはじめしゃちょーさんの活躍で急上昇している職業がユーチューバー。
ダウンタウンのお二人も『そんなに稼げるんや!』とおっしゃっていました。坂上忍さんもびっくりの年収。
職業といってもいいのか・・・も難しいところです。
職業として成功している人もいらっしゃいますが、本当にほんの1握りですもの。
馴染みのない親世代が不安に思う理由は?
ネットリテラシーの力があるかどうか。
ネットリテラシーとはネットに関する正しい活用方法を身に付けているか、ネットに関する知識や力は十分か、ということです。
これがしっかりできていないとネットでのトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。
インターネットは便利な反面使い方にとっては命の危険もあるような凶器になりえるのです。
親としては、これが1番心配だと思います。
そして、親自身にも充分な知識がなく不安だけがある状態。
そうしても子供には安定した職業についてほしい。不透明な職業についてほしくないと思う気持ちはとてもよくわかります。
誹謗中傷のコメントが多くみられる。
匿名性のあるネット社会では何をしても誹謗中傷のコメントが寄せられます。
他人の命を救ったボランティアの人でさえ、上げ足をとるように誹謗中傷が寄せられ、むやみやたらと個人情報をさらされます。
なにも悪いことをしていないのに目立つようになると『アイツの○○が鼻につく』『マジ面白いと思ってやってんの?www』みたいな批判はどうしても出ます。
ネットに顔出しする危険性。
ユーチューバーのほとんどは顔出しをしています。
そのほうが親しみがわいたり、ファンになってもらいやすいからです。
しかし、顔を出していることは常に危険と紙一重ということを忘れてはいけません。
顔出しをしている写真を悪用されたりねつ造されたりする可能性は大いにあります。
個人が特定されるのはリスクがあります。
あっという間にFacebookやInstagramの写真をネットでさらされたり、関係もないのに出身校や卒業アルバムの写真、兄弟の有無な出身地などをさらされます。
ユーチューバーの収入は不安定。(そもそも収入が不透明?)
1部の売れっ子ユーチューバーのおかげでユーチューバーは稼げると思っているのなら大間違いです。
そんな人たちは本当にほんの1部ですし、その状態がながく続くとは限りません。
毎日毎日更新してもアクセス数が増えない、お気に入りがつかなない何てことは普通です。
動画は消去しても完全に消すことはできない。
もし、ユーチューバーとして出した作品を取り消したいと思ってもほかの人が保存していたりコピーして拡散している場合があります。
思った以上にたくさんのひとが見ていて、それを保存しています。
動画から不本意な映像を画像として残されていれる場合もあります。

ユーチューバーを目指すメリットは?
ユーチューバーに必要な企画力・発想力と実行力などが身につく。
ユーチューバーとして大成するためには企画する力・人と違う発想をする力・それを実行する力が必要になります。
さらに実行した企画に対して結果がどうなったのか?どのように改善するとより良い企画になったのか?など考察する力も養われます。
これは、社会人として必要な力です。
ユーチューバーを目指すことでこれらの力が身につけば色々やところで役に立ちます。
≪≪企画力があるってことは指示待ち人間になりにくいということ

動画を編集・加工するPCスキルがアップする。
ユーチューバーになるには映像を加工・編集する技術が必要です。
ユーチューバーのほとんどは自分1人で企画・演出・出演・編集まで行っています。PCスキルは必須です。
忍耐力・諦めない力・嫌なことはスルーする力がつく。
人気のあるユーチューバーになるためにはアンチにもくじけない忍耐力が必要です。
さらに言えば、アンチにもきつく言い返さず上手に流すスルースキルも必須となります。
アンチコメントの1つ1つに傷ついていては続けることはできませんよね。
そもそも小学生たちはなんでユーチューバーになりたいの?
小学生が将来の夢でユーチューバーをあげた理由は一体どうしてなのでしょう。
- ヒカキンさんのように○億単位のお金を稼ぎたい。
- 好きな動画を好きにアップしたらお金になる。
- とにかく楽しそうだし、ラクチンそう。
- YouTubeが大好きだから。
- 学歴が関係なさそう。勉強しなくてもよさそうだから。
こんな理由の子も多いのではないでしょうか。
良いところばかりをみているんですね。
でも、これは想像の中のおはなし。こんなに楽して稼いでいる人なんていません。
実際仕事として成り立っているユーチューバーはほんの少し。
YouTubeの広告収入は1再生で0.1円です。
10回再生されても1円なんです。
企画をして、カメラを回して、編集して文字入れして・・・この金額。
正直どこかでアルバイトをしたほうが稼げると思います。
さらに、継続して収入を得ようと思ったら、毎日毎日新しい動画を上げ続けなくてはいけません。
1つ動画をアップしたらその動画がずっとお金になるなんてことはないんです。
視聴者はとっても飽きやすく、そのうえ新しいユーチューバーはどんどん出てきます。
だって、ユーチューバーになるハードルはとても低いんです。
ただ継続するのはとても難しく、毎日新しい動画をアップしようとすると1日24時間では足りないくらい忙しい生活になります。
企画1つにしても簡単なことではありません。
YouTubeを利用している人ならわかりますよね?同じ人の動画をずっと見続ける人なんて本当にほんの1握り。みんなすぐに飽きていってしまいます。
視聴者を飽きさせない工夫と努力が必要です。
それでもユーチューバーを目指しますか?
もし、それでも頑張る!というのであればチャレンジさせる価値は十分にある職業だと私は思います。
ここまで書いて思ったことは『ユーチューバ―半端ない!』
ここまで読んでくださった方ならわかってくださいますよね?
ユーチューバーはリスクも多いですが、自分自身の成長となるメリットもとても多いのです。
そして、ユーチューバーになることがメンタル的にもかなり難しいことも分かります。
もし、子供たちが『ユーチューバーになりたい』ということがあったら、私はユーチューバーという仕事への認識が間違っていないかを確かめ、それでもその覚悟があるのなら一緒にユーチューブの勉強をして応援してもいいのかな(顔を出すことは反対ですが。)と思いました。
今後、子供達にもしっかり話をしていかなくては。

