読み書き計算体操の『ヨコミネ式』で子供は輝く!天才は10歳までにつくられる。
という本を読みました。
幼稚園も経営されている横峯吉文さんはゴルフの横峯さくらさんの叔父さんでもあります。
経営されている幼稚園は幾度となくテレビで特集を組まれていて、子供同士でライバル関係にあり切磋琢磨する姿と、その子供たちの能力の高さには感動すら覚えました。
フィギュアスケートの紀平梨花選手もヨコミネ式の幼稚園に通っていたそうでまた注目されています。
でも、この本を読むと『ん?』と思うところも多々あり、私の考えでは及ばなかった『そんなことする必要あるの?』とびっくりさせれた部分もありましたので1部ご紹介したいと思います。
Contents
ヨコミネ式に共感できた点
- 親は子供に教えない。課題を与えて自分でやらせる。
- 毎日少しでいいから『自学自習』を。
- 繰り返し学習の大切さ。
このあたりはとても共感することが出来ました。
くもん式に近い考え方ですよね。
子供は自分で考えて行動し、自分で気づくことで学んでいく。
教えてもらうことでは、なかなか身につかない。でも、身を持って体験したことだと次からも気を付けよう、とかこれは危ないものなんだなと忘れないということです。
読み書き計算の大切さについては佐藤良子さんも同じように書いてらっしゃいました。

ヨコミネ式幼児教育とは。
かなりスパルタな幼稚園も多そうですが
ヨコミネ式教育法で学んだ子どもたちにはどのような力が身につくのか…卒園までに園児たちが身につけると紹介されている能力を一部抜粋してご紹介します。
・ひらがな・カタカナの拾い読みができる
・日記を描き始める
・1,500冊以上の本を読破する
・足し算を3歳からはじめ、卒園までに掛け算をマスターする
・絶対音感を身につける
・複数の楽器演奏が可能になる
・跳び箱11段がクリアできる
・倒立、側転、逆立ち歩きなどができるようになる
・20本の英語劇を行う
“ヨコミネ式教育法”ってどんなもの?特徴&メリット・デメリット | 保育のお仕事レポート
こんなにもたくさんの事ができるようになります。
また、人気のある園で親御さんも園の教育方針に協力的です。
子供同士を競争させて切磋琢磨で伸ばしていく姿勢は素晴らしく、負けた時に悔しいと泣く子供の姿を見るのは親としては少し心痛いですが人生の財産になると思います。
ぜひヨコミネ式幼児教育法、読んでみるととても勉強になります。
著書に関してこれってどうなのかな?賛同できなかったこと。
- 甘やかさずに叱る。みみず腫れくらいは許容範囲。(2度まで)
- 子供は抱きしめないでください。
- 甘やかさないでください。
これは個人的には反対です。
私は抱っこは必要だと思っています。

文章にすると少しきつい言い方・きつい印象になったのかな?とも思ったんですがはっきりこう書いてあったので。
叱ることは私は悪いことだと思っていません。子供とずっと一緒にいるとつい叩いてしまうこともあるでしょう。
でも、それは推奨することではないのかなと。
本書には叩くのは2回まで。3回たたくと子供の人生が折れてしまう。大人は本気なら叩いてもきちんと伝わると書いてあります。
大人の本気が伝わると信じたいですが伝わらない可能性も往々にあると思うんです。
とにかく、みみずばれはダメだと思いますよね。

天才は10歳までに作られる。幼児教育の大切さを再確認。
テレビでたびたびヨコミネ式幼児教育を行っている幼稚園を見るたびに『近くにあれば行かせたかった』と思う素敵な幼稚園が多いです。
教えてあげる。かゆいところに手が届く教育ではなくて子供自身に感じ学ばせて能力を限界まで伸ばす教育。
自分だけ逆立ちが出来ないと泣いている子供にも手を差し伸べず見守る先生。
それを励まし、『こうするとうまくできるようになるよ。』と教える生徒。
『頑張れ!頑張れ!』と声の限り応援する生徒。
本当に今の多くの幼稚園は『甘やかし』だなと感じることもありました。
本を読んで考える部分が多いことはとてもいいことだと思っています。それが賛成意見でも反対意見でも。
1度読んでみてください。心に残ること、考えるところが多い著書でした。
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