イヤイヤ期の後にやってくる『なぜなぜ期』
この時期の『なんで?』『どうして?』という疑問を上手に解決してあげて知的好奇心を満たしてあげると課題解決力がつくと言われています。
課題解決力の元になるのが『なぜ?』疑問を持つ質問力だからです。その質問力はただ質問する力ではなくて物事に疑問を抱き、課題を探し出す能力と言えます。
小学生になっても、中学生になっても大人になっても改題解決力を身に付けることは可能です。
それは自分自身で『なぜなぜ期を再現すること』です。
なぜなぜ期を上手に超えた子供が次に課題解決力のある人間になります。
この課題解決力というのが今後、会社で最も必要とされる人材です。
この記事を最後まで読んでいただけると、何歳になっていても課題解決力を身に付けることが出来ますよ。
Contents
会で必要な人材は課題を考え自ら解決する力のある人。
会社で必要な人材はどんな人だと思いますか?
空気の読める人?
人当たりの良い人?
言われた仕事を文句も言わず処理できる人?
今後人工知能が発達すると会社にとって必要な存在は
課題がどこにあるのか自ら考え、どこを改善したらうまくいくのか提案できる人材が求められます。
この能力を【課題解決力】と言います。
【課題の存在を知る】自分自身で物事を『なぜ?なんで?』と問うことが大切。
受け身な人間は課題の存在に気づくことが出来ません。
指示を待っているだけ、言われたことをやるだけ。受験に合格することを目標だとして、そのために何をするべきなのか、どこを強化するべきなのかが分かっていません。
勉強だけではなく、仕事になると特に顕著に課題を見つける能力の必要性が分かるでしょう。
なぜなぜ期で疑問を持つことは成長し学びの場や勉強でも必要な力です。
物事の原因について考え改善策を練るのが解決力。
なぜなぜ?で問題を見つけたらさらにそれを解決する力が必要です。
例えばテストの点数が悪かったときに『失敗したなぁ。次は頑張ろう。』と思うのではなく
『なんでこんな結果になったんだろう?どこに原因があったのか。』と考えることです。
『前日緊張して眠れなかったから?』→次回のテストでは早めに寝よう。
『算数の点数が悪かった』→思っていた範囲の問題が少なかった。○○のジャンルが苦手で点数を取れていない。
など、なぜ?から原因を追究できるようになると勉強だけに限らずどんどん能力が伸びます。
【問題解決力をつける方法】にはなぜなぜ期を再現することが近道
もうなぜなぜ期を過ぎてしまった子供・もしくは大人はどうしたら問題解決力が身に付くのでしょうか?
問題解決力をつけるにはなぜなぜ期を再現することが近道です。
例えば目に入ったものを『なんで?』と思うこと。
飛行機は重いのに何で飛べるんだろう?
ドッジボールっていつごろからあるスポーツなんだろう?プロとかあるのかな?
こんなことに対して『なんで?』と考えることです。
なぜなぜに対する答えはネットの中以外でも探すようにしましょう。
子供が自分自身で『なぜなぜ期を再現すること』は難しいかもしれません。
だったら大人がなぜなぜ期の子供のようになり、子供たちに質問するのも1つの手です。
なぜ?が見つかったら是非図書館に一緒に行って答え探しをしてみましょう。
ネットでも簡単に答えは見つかります。しかし、何でもググって1番上に出たものを鵜呑みにするのは間違いです。ネットで見つけた答えが正解かしっかり見極める必要があります。
ここにある情報はすべて本当とは限らないということを子供たちに教えてあげましょう。
なぜなぜ期は嬉しい成長の反面、親御さんにとって面倒なこともあるでしょう。
しかし、この経験がとても大切なものだと言う事がお判りいただけたと思います。
私も今後、子供たちと一緒に自分のすることや起こった出来事に『なぜ?』の気持ちを大切にしていきたいです。

