小学生の勉強の中で一番のターニングポイントは4年生です。
一番つまづきやすく、勉強が嫌いになりやすい時期です。しかも思春期・反抗期と重なって
親のいうことを聞かなくなる時期でもあるので厄介です。
こんな人に読んでほしい
- 勉強が嫌い。どこでつまずいているか分からない。
- 反抗期で親がなにを言っても勉強しない。
- 勉強は苦手じゃない。余力があるけど何かしておくべき勉強はある?
うちの長女は【進研ゼミ小学講座】次女は◆スマイルゼミ◆で学習中。どちらもタブレットを使ってゲーム感覚で勉強出来ます。
苦手な教科は復習を、得意な教科(漢字・計算)は学年を超えた先取りが出来るのがお勧め。
Contents
勉強の難易度が急に上がる4年生の学習内容
急に難易度が上がるのは主に漢字と算数です。
漢字は形が複雑になり、画数が増えます。トメハネ・ハライに気をつけることが出来ないと漢字テストはかなり厳しいです。
また、普段使わない少し難しい単語・熟語が増えます。語彙力の少ない子だと『灯台』や『覚書』など、漢字は習っていてもどういう意味かぴんと来ないものや同音異義語なども増えてきます。
特につまづきやすいポイントが多いのが算数の小数・分数・ひっ算
以下の表をご覧ください。
学校によって多少異なりますがつまづきやすいポイントをまとめました。
1学期 | 1桁で割る割り算・ひっ算 |
---|---|
垂直と平行・四角形 | |
折れ線グラフ | |
小数 | |
2学期 | 二桁の割り算 |
小数の掛け算・割り算 | |
3学期 | 分数 |
分数の計算 |
ひっ算に・小数、2桁の割り算に少数の計算。さらに分数まで。
大人が見ても『これ1年でやるの?』というような盛りだくさんの内容になっています。
計算の基礎がきっちりできていないと本当に厳しい内容になっています。
まず理解すること画難しい上に、理解できても足し算・引き算を含めた計算を丁寧に出来ないといけないのです。
数の概念が難しく、親が説明することがなかなかできない。
たとえば6分の1と書いてあっても子供にはその数が1より大きいのか、小さいのか、さらにはどれくらい小さいのかイメージすることが難しいです。
分数の説明を同じようにしてもパッと理解できる子もいれば、なかなか理解できない子もいます。
数の概念は大人が思っている以上に難しいのです。
4年生の勉強が5・6年生の基礎となる。つまずきは早めに解決。

算数はとにかく計算をたくさんさせて間違うポイントを見つけましょう。
繰り上がりが苦手な子、繰り下がりが苦手な子、大きい数になると合わなくなる子など計算の間違いには癖があります。
塾で働いていた時も、例えば13-8をいつも間違う癖がある子がいました。その癖さえわかれば引き算を重点的に練習するようにしましょう。
特にこの時期に多いのが、字の大きさがバラバラでひっ算の商の立てる場所がずれてしまう子です。
自分の字が汚くてケアレスミスする場合もあります。
基本をとにかく繰り替えず事が大切です。でも、それが一番『面白くない』んですよね。
ここをコツコツ出来るかどうか大きなポイントです。
【家庭学習の癖付け】勉強時間はどれくらい?
1日の勉強時間の目安は「学年×10分」と、よくいわれます。つまり、1年生は10分、6年生は60分ということになります。なお、受験をする場合は、「学年×20分」ともいわれます。この場合、6年生は120分になりますね。
もちろん、子どもによってやる気や能力は異なりますから、子ども自身が「やりたい!」と言うのなら、もっと勉強させても全くかまいません。保護者の方が決めるのではなく、子どもと相談して無理のない範囲で取り組んでください。
子供が連続して集中できる時間は限られています。
夏休みや、学校のお休みの日には休憩をはさみながら『4年生で60分から80分』は、勉強してほしいと思っています。
娘にオススメしているのが
- 朝の勉強30分
- 夕がた15分+15分算盤(ピアノなど習い事の予習)
夏休みなど、長期休みは自学自習・家庭学習の習慣を絶好のチャンスです。
できるだけ毎日同じ時間に勉強をする習慣づけをしましょう。
【褒めて、次につなげる】親の対応で可能性が広がる。
いくら反抗期と言っても、口では文句ばかり言おうとも、やっぱり親から褒められると嬉しいものです。
『何も言わないのに勉強しようとしてて偉いね。』
『字が丁寧に書けていて丸付けしていてとても気持ちがいいな。』
『こんな難しい問題にチャレンジしてるなんてすごい。』
なんでもいいのです。とにかく褒めてください。
『社会ってこんなこと習ってるんだ。今度工場見学行こうか。』
『いま、住んでいる市について習ってたんだね。また図書館で大きな地図見てみようか。』
と、勉強からお出かけにつなげてください。バスに乗るマナーを学ぶ。科学館に行く。プラネタリウムを見る。ちょっと夜空を眺める。など。
これも長期休暇ならではですよね。

時間のある子にはお勧めしたい作文力をつける勉強
今後の大学受験でも重要な科目が論文です。
作文を基礎として、論理的に自分自身の文章で意見を述べて議論する文章のことです。
4年生で特別苦手な教科ないのであればぜひ作文を強化してほしいです。
自分の気持ちを文章にすることで情緒も安定し、漢字の力も付きますよ。
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ブンブンどりむの公式ツイッターでは面白い脳トレ問題が定期的に更新されています。
面白いのでぜひチェックしてみてくださいね。
【ブンブンぱぁとなぁWEB更新情報】
「親子で挑戦!算数脳トレ」が更新されました。
今回のテーマは「試合数はいくつ?」です。
たまにはじっくり頭の体操をしてみましょう(^^)♪https://t.co/2FEFnzwvac#通信教育 #ブンブンどりむ #作文 #小学生 #脳トレ #クイズ #子育て— ブンブンどりむ(作文通信教育講座) (@bunbun_dorimu) July 25, 2019
うちの長女は【進研ゼミ小学講座】次女は◆スマイルゼミ◆で学習中。どちらもタブレットを使ってゲーム感覚で勉強出来ます。
苦手な教科は復習を、得意な教科(漢字・計算)は学年を超えた先取りが出来るのがお勧め。
