小学生のころ、そろばん教室・書道教室・体操教室・空手・英語教室に通った経験がある3姉妹ママのむぎです。
今も役に立っているなぁと思っている習い事はそろばん教室です。
そして、一番辞めたかった習い事もそろばん教室です。
そろばんは日常の生活の中でもかなり役に立っているし、子供にも習わせたい。でも、同じだけしんどいことも分かっているのです。
ほかの習い事に比べると週に2・3回と複数回通う教室が多いし、小学生が楽しい!と思える要素が少ない。
だからこそ、先生の魅力が出る習い事だと思うんです・
長女の通っているそろばん教室も『勉強だけど楽しめる』『通いたくなる工夫』のあるお教室です。
そろばん教室はほかの習い事とは少し違ったところも多いので、通い始める前にしっかりとした計画性が必要です。
Contents
そろばん教室をお勧めする理由。
メリットは豊富。
- 計算が早くなる。
- 情報処理能力が高くなる。
- 集中力がつく。
- 指先を動かすことで脳が活性化する。
右脳はイメージに関する機能を司っているところです。
そろばんで計算していると頭の中に実際と同じようなそろばんを思い浮かべながら珠をはじいて計算をします。
そろばん未経験の人には想像しにくいようですが、普段の生活でも6という数字を見ると5の珠と1の珠1つのイメージが瞬時に出ます。8だと5の珠と1の珠3つです。
このイメージが出来ることで普段の生活でも右脳の活性化が盛んになります。
ひっ算だとこうはならず、左脳だけしか動かないのです。
さらに、足したり引いたりした珠のイメージを継続して記憶しておく必要があるので記憶力を付ける訓練にもなります。
小さな珠をはじく指先も器用ではないといけません、そろばんはただの計算をするだけの訓練ではないのです。
\\算盤で培われる力について//
算盤っていつから始めるのが一番効果的?
幼稚園から始めるメリット。
右脳教育は一般的には年が低いほど効果が上がると言われています。
数字を覚えたり、書いたりする必要もあるので、早期教育にはもってこいです。
小さな数になれたら九九を覚える必要もあります。
私の弟は幼稚園の年中さんからそろばんを習っていました。
年中さんから始めると年長さんのころには簡単な足し算・引き算ができるようになり九九を言えるようになります。
幼稚園さんには無理だろうと思うお母さんが多いようですが、そろばん教室の先生もプロです。びっくりするくらい簡単にマスターして帰ってきます。
私は弟(当時5歳)と一緒に1年生の時からスタートしました。最初こそ、私のほうが上達したのですが3年後には抜かれてしまいました。九九も私と同じタイミングで言えるようになっていましたよ。
算盤を小学校入学後から習い始めるメリット。
私がまさにこのタイミングでのスタートでした。
数字も書けるし、本当に簡単な足し算くらいだったら理解できるころです。
そろばん教室の先生に聞くと、多くの方が、一番いいタイミングだとおっしゃる時期です。
珠のはじき方、指の使い方さえ教われば自分の力でどんどん進んでいける時期です。
学校の算数も足し算・引き算から始まるので授業を少し先取りする形で進められれば学校の勉強にも自信がつきます。
九九が始まる2年生の前に、そろばん教室でも九九が始まります。
算盤教室に通い始めるのに小学校高学年だともう遅い?
そんなことはありません。やる気さえあればどんどん進むことが出来るので、周りの子たちにおいつうことだって不可能ではありません。
しかし、高学年にもなると、簡単な足し算は珠を置かなくても計算できてしまいます。
珠をはじくことが面倒で、ぱぱっと暗算をしてしまうこともあるでしょう。
しかし、この単純な指の練習をしっかりしないとそろばんの上達はありえません。
単純な計算をどれだけ早いスピードで指を動かせるのか。ズルせず練習できれば高学年からだって遅くないと思います。
そろばん教室は週2・3回通うことが普通。
そろばんは毎日触らないといけない。
他の習い事だとたいだい週に1回ですが、そろばん教室はそうはいきません。
週に3回。毎日自宅で練習は当たり前です。
小学生にもなるとほかの習い事も忙しく、週3回もそろばん教室に通うことが難しくなります。
私が一番懸念しているのはこれです。
長女はすでに書道・スイミング・ヨガなどの習い事があります。それにそろばんを加えると平日5日がすべて習い事で埋まってしまいます。
今は自宅で私がそろばんを教えていますが、本人もそろばん教室に通いたいといっていますし、ちゃんとした先生についてほしいとも思っているのでとても悩ましいところです。
子供に合うそろばん教室の選び方。
いま、フラッシュ暗算が一緒に学べるそろばん教室が増えています。
フラッシュ暗算とは、コンピューターの画面にフラッシュ(一瞬)で出題される数字を頭の中で瞬時に計算していくものです。
頭の中でそろばんをイメージ化して実際と同じように動かして計算します。
ぱっぱっぱっと一瞬出る数字を見て理解するだけでも大変なのにそれを計算できるようになるんですから本当にすごいです。
もし、興味のある方はそろばん教室を選ぶ際にフラッシュ暗算を取り入れている教室を選ぶといいでしょう。
ちなみに、私の弟はフラッシュ暗算を習っていたわけではないんですが、大人になってやってみたら出来たと言っていました。
そろばんしか習っていなくても、しっかり練習を積んでいれば自然とできるようになるようです。
長女の通うそろばん教室の先生の『楽しく勉強できる工夫』
- 皆勤賞で文房具のプレゼントがある。
- 学年を超えてみんなで同じ問題を解いて勝負する。
- チーム対抗戦でそろばんの大会がある。
- 頭を使うと糖分が必要だからと帰りに飴をくれる。
- 年に2回お楽しみ会がある。
普段は私語もなくもくもくと問題を解いてかえってくるだけのそろばん教室。
やっぱり、ダンスや運動系に比べると子供の士気を高めるのは難しいと思います。
それが親の役目だというとやっぱり親もしんどいですよね。
算盤教室によっては、いろんな行事やお楽しみを用意してくれると頃があります。
帰りにもらえる飴玉。それだけだったらあまりうれしくないかもしれませんが『算盤頑張って脳が疲れたでしょう?頑張ったね。』と一言かけてもらうと格別美味しくなります。
先生のお人柄が出ているなぁといつもほっこりします。
まずはお子さんと一緒に算盤教室の見学に行くべき。
ピアノやスイミングなどほかの習い事に比べると少し華のない習い事ですが、個人的にはそのメリットはとても大きいと感じています。
しかし、習い始めるととても大変なのも事実。
だからこそ、先生と相性が悪いとなかなか継続することが難しいと思います。逆に先生の事を大好きだと自宅練習にも力が入ります。
先日、娘と一緒に見学に行ってきて、一か所とても良い先生に出会うことができました。先生からの勧めで、いま1カ月間試験的に通わせてもらっています。
娘の気持ちはもう決まっているようで、毎日毎日宿題の後にそろばんのいい音を聞かせてくれています。
まずは1か月休まずに練習すること。
娘と一緒に私もそろばん練習を再開しようと思います。
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