子育て 自立への道

子供を指示待ち人間にさせないために知っておきたいこと。優秀で熱心な親こそ気を付けてほしいこと。

大切な子供だからこそ、ついついいろんなことをしてあげたくなるとても気持ちがわかります。

でも、私は結局してもらう側の人間になりがちです。3姉妹ママのむぎです。

最近、新入社員が『指示待ち人間で使えない』というニュースをみました。

指示待ち人間にしちゃうのは会社の教育環境のせいもありますが、子育ての仕方にも大きな影響があるのです。

 

\\指示待ちの人間にならないためには暇が必要//

【小学生に必要なのはこれだった!】『暇だな・・・』という時間が子供の行動力と想像力を育てる。 – ikujitte blog *

 

 

 

指示待ちが増えている理由

指示待ち人間の特徴は?

  • 自発的には動けず、何か言われて初めて動く人
  • 言われないと自分の仕事ややりたい事すら見つけられない。
  • 何をしたらいいのか判断できない。

こういう人が増えてきているのです。

 

確かに幼稚園でも自由遊びの時間に何をしてあそんでいいのかぼんやりお友達から誘われるのを待っている子供っていますよね。それが大人になっても続いているような状態です。

 

言われればちゃんとやれるのに、言われるまでやらない。

子供のうちはいいですが、社会に出て働くようになってこれでは困りますよね。

 

指示待ち人間の性格

優柔不断で臨機応変や対応が苦手な人が多いです。

 

また、責任を負うのが嫌、怒られるようなことはしたくないというようなことを思っているのです。また、みんな忙しそうだから声をかけられないとか、声をかけるタイミングが見つからない、なんていう人もいます。

 

指示を出すのが上手な親や上司は注意が必要。

先が読める、優秀でテキパキした親や上司の子供や部下程指示待ち人間になる可能性が高いのです。

 

子供の事を大切に思うあまり、こけそうなところで『ここでつまずくと危ないから。』と抱っこしてあげたりした経験はないでしょうか?

 

もしくは、子供は小学校2.3年生で自分で時間割を合わせられるにも関わらず『時間割を合わせるのに時間がかかるし、忘れ物をしたら大変だからママが時間割を合わせておくわね。』『食べ物をこぼすと絨毯がシミになっちゃうし、お洋服も汚れちゃうから』と食事の介助を頼まれてもないのにかって出たり。

 

優秀な人ほど、人に任せなくてもできるし、自分がやったほうが早いからとちゃちゃっと自分でやってしまったりするものです。

 

しかし、子供が四苦八苦しながらも自分でやること、結果失敗してしまうこともとても大切な経験なのです。

いつまでも親が子供の世話をしているなんて不自然です。

 

そして、その失敗は成長するチャンスでもあります。そのチャンスを奪ってしまってはいけません。


 

指示待ち人間にさせないためには。

なんでもかんでも先回りしてやってあげるのではなく、自分で考える機会を一回でも多く与えてあげましょう。

 

また、その答えがあっていなくても一度受け止めて『ありがとう。そうだね。そんなことは思いつかなかったな。でもこうしたほうがもっとうまくいくと思うよ。』と褒めてから正しいほうへ訂正、導いてあげるようにしましょう。

 

また、自分の考えを人に言えるようにすること、自分に自信を持たせてあげることも大切です。

 

せっかくインプットできるようになってもアウトプット出来なくては意味がありません。失敗して学んだことを次につなげること、人に伝えることがとても大切です。

 

にもかかわらず、間違った時に真っ先に怒ってしまっては、『せっかく頑張ったのに叱られるくらいなら、次は自分からは何もしないでおこう。』『言われたことを言われたようにやっていれば間違うことはない。怒られることはないんだ。』と思ってしまいます。

大人になって失敗するよりも小さな頃に失敗するほうがいい。

同じように失敗して学ぶなら、大人になってからよりも子供のうちのほうがリスクは少なくて済みます。

 

失敗を避けて、避けて通るよりも小さくいっぱいいっぱい失敗させましょう。

やりたい!と思った時にしっかりやらせてあげられるといいですね。

 

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