長女は1歳半検診のときから発達障害グレー判断でした。
少しの間、様子を見て言語療法士さんとの面接があり、今は問題ないが、気になるところがあればすぐに相談してくださいということになりました。
保健士さんとの何度か面会をさせていただいて、話を聞く機会を持っていただきました。その時に効いたお話にも合ったのですが、
そういうグレーな子って耳からの情報よりも目からの情報のほうが頭に入りやすいそうです。
実際娘に効果的だったのが『やること』と『出来た!』を可視化すること。
これをうまく生活に取り入れると、トイトレやお手伝いなどの生活的指導や勉強がとてもスムーズに行ることが出来て、本人のやる気にも効果的でした。
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可視化させる自分の目標を自分自身で考えさせる。
まずは自分で目標を設定して自分で取り組む感を出す。
これは、できないような歳の子であれば保護者の方が出来そうなことを目標として設定しいていただいても結構です。
もし、目標を自分で設定出来そうであれば、ぜったい子供自身に目標を設定させるべきです。
学校生活だと『時間割を自分で合わせる』のか『宿題を○○分で終わらせることを目標』にするのか。
お手伝いだと『玄関掃除』にするのか『お風呂掃除』にするのか『ゴミ箱からごみを集めてゴム袋を変える』にするのか。
出来そうなものを親の方から提案して、最後には子供に決めさせるようにしましょう。
自分で目標を決めるとどういうメリットがあるの?
どうしたらシールをもらえるように努力をするんだろうと思考錯誤した結果、一番効果があったのが自分で目標(仕事)を決めさせることでした。
『自分で決めたもんね。』と言ってあげるととても喜びました。
出来るだけ自分で決めさせることは、自分で取り組む意識を高く持たせてくれます。
自分で選択することで自立する心を育てることが出来ます。
\\選択させることの大切さはこちらから。//
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ポイントはこれならできるものにすること。
続けられるポイントは自分でできるそうなことを目標にすることです。
子供はたまにできもしないような突拍子もないことを目標にしてしまうことがあります。
そうなるとシールが溜まらないので『出来た!』を実感することが出来なくなってしまいます。
出来たらシールを貼ってそれを見ることで達成感が得られる。
発達グレーゾーンの子は『○○やりなさい』というよりも、目で見えて初めて『やらくちゃいけないんだった』と理解することが出来ることがあります。
なのでやるべきことを可視化することがとても大切なのです。
また、やったらシールをもらえると『出来た!』をより深く実感することが出来ます。
これだけ自分は頑張れたんだ!一目瞭然ですよね。
これが自分はできるんだという自信につながります。そして、また頑張ろう!につながっていくんです。
親は出来た部分以外にも頑張っている過程を褒めてあげること。
出来たことはシールを見て可視化できます。
しかし、シールをもらうために頑張った過程は見ることが出来ません。
だから親の声掛けが大切になります。これが次も頑張ろうというパワーの源になります。
【最終目標】出来たを積み重ねて習慣化できるようにしましょう。
最終的な目標は、目標を達成して出来た!を積み重ね、習慣化することです。
『玄関の靴を揃える』という目標だと、自分の靴は脱いだ時にそろえるということが出来るようになるでしょう。
そのことを褒め、シールを与えます。そのうちやって当たり前の習慣になることが親の目標ですよね。
わるいこともいいことも、毎日していると習慣になる。そのことは子供にとって、とてもたやすいことなのです。
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