小学校疑問あれこれ。 

【公立小学校/通知表のつけ方 】成績の見方と、次回につながる声掛けのポイント。

長女が1年生の時、自分の時の通知表と今の通知表が全く違っていてきょとんとしてしまった3姉妹ママむぎです。

通知表(成績表)ってどうのようにつけられているのか知っていますか?

意外と知らない通知表の見方と目的があったんです。

むぎ
むぎ
 今回の記事は公立小学校を対象にしたお話です。私立など勉強に特化している学校の場合は事情が異なります。

 

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親世代の時とは大きく異なる意味を持つ成績表。

子供のころ、学期が終わりに近づくと長期休みが楽しみになる反面、成績表が気になって仕方ありませんでした。

通知表を見て親に怒られるなんておかしな話だと思いませんか?

親になって思うのは通知表は頭の良さを評価するものでも何でもないということです。

通知表(成績表)にはもっと他の目的があるのです。

小学校における成績表(通知表)の目的はコメント欄にある。

成績表は保護者に学校生活の中での子供たちの様子を記録し通知するものです。

小学生の間は特に、頭の良さも含まれていますが、それよりも授業態度や授業中の様子をもとにつけられています。

親世代のころは学校生活や授業中の態度よりも純粋に授業の理解度(頭の良さ)を評価するものでしたが、評価する項目も発表態度や積極性に関する項目が増えています。

しかし、その項目も学校ごとに異なります。

評価項目数も評価内容も同じ市内の公立学校だとしても学校によってさまざまです。

小学校における成績表(通知表)の付け方

以前は相対評価でつけられていた成績表ですが、今は絶対評価でつけられています。

相対評価とは、クラスの25%は『よくできた』70%は『できた』5%が『もう少し』というように成績の順番にいい評価がつくものです。(パーセントは例えなので割合は学校ごとに変わります。)

しかし、いまはどの学校も絶対評価です。

絶対評価というのはカリキュラム(設定されえた目標)に対して、個人がどれだけ目標を達成しているかを評価するものです。

極端に言えば、クラスのみんなが授業を理解していれば全員が『よくできた』の評価になるということです。

小学校の成績表の評価を具体的に説明すると?

『よくできた』目標を十分達成できていると

『できた』おおむね目標を達成しているが

『もう少し』目標に届いていないという評価になります。

担任の先生の主観が多く反映されるので同じ生徒でも先生によって評価は大きく変わります。先生によって『よくできた』がとても多いクラスもあるということです。

絶対評価でつける成績というのはとても曖昧なものなんですね。

また、個人に対して出来るようになったか、なっていないかの評価なので親の体感的には1学期は少し厳しく、3学期には評価が上がっているような気がします。

成績表は勉強以外の面での評価も多いので1学期よりも積極性が増すとどんどん良くなる気がします。

 

通知表をもらってきた子供になんて声をかけるべき?

学期末に成績表を持って帰ってきた子供たちになんて声をかけますか?

成績どうだった?お父さんに怒られるんじゃない?

とか言っていませんか?

そもそも成績がいい。悪いというのは。よくできたの数を数えるだけでいいのでしょうか?

見るべきは『よくできた』の数ではなくコメント欄。

まず、他人と比べることは絶対してはいけません。

他人と比べることは相対評価です。成績表はそうではないので他人と比べることは間違っています。

成績表は昔と違ってとても曖昧なものになっています。

評価の項目も学校ごとに違っていますし、評価の内容も勉強の出来・不出来にかかわらないものが多いです。

忘れ物が多かったり、授業態度に積極性が見られない(ここが結構重視されるポイント。)と、たとえ頭が良くても『よくできた』にはなりません。

単純に『よくできたの数が少ないじゃない!』と怒っても、何が悪かったのかこれからどうすればいいのかわかりませんよね?

それよりも先生からのコメント欄を見てください。

そして、そこに書いてあることを褒めて褒めて褒めまくりましょう。

そして、ほんの少し注意を添える。

むぎ
むぎ
例えば・・・挨拶が元気で周りを明るい雰囲気にしてくれるって書いてあるね。挨拶で周りを明るくできるなんてすごい!クラスの子以外にも挨拶してるの?・・・あ!忘れ物についても書いてあるね。これさえなくなれば文句なしやん!新学期ではここだけ気をつけていいところはもっともっと伸ばしていこうね。という風に声掛けできればいいですね。

前回の成績と『よくできました』の数を比べるのが正しい成績表の見方?

他人と比べるのがいけないなら前の自分自身の成績と比べればいいのか。これもちょっと違います。

先生の主観が大きく反映するということは先ほど説明したとおりです。

なので、先生によってよくできたの数も全然違うのです。単純に前から増えているからいい、悪いという問題でもないのです。

悪く評価したことで『もう少しここを伸ばしてほしい』という先生の考えがある場合も考えられます。

成績表の本当の意味は学校での子供たちの生活を親に教えるもの。

絶対評価になったことで通知表の意味が大きく変わりました。

『成績表=褒めるネタ作り』になったのです。

 

むぎ
むぎ

成績を注意するのはまとめテストの時だけにしましょう。成績表は学校生活の話を聞きながら褒める手段になったんです。

『1学期間お疲れ様。こんなこともできるようになったのね。

こんなことを頑張ってきたのね。長期休みに入るけどますます伸ばしていけるように頑張ってね。』

 褒めて褒めて調子に乗せまくって、夏休み(冬休み)は勉強しっかりさせてやろうと思います。

『よくできた』とか『できた』とか甘いなぁと思うけど。

こんな曖昧なものでは怒ることすらできません。

だって、『よくできた』と『出来た』って、両方できてるっていうことです。

子供のころは『成績表が少しでも悪いと親に怒られる』と怖がっていた子も多かったと思いますが、いまは成績表=勉強の出来具合ではありません。

怒るのは普段の宿題や勉強の時だけにして学期の終わりの紙一枚に一喜一憂するのはやめようと思います。

その分、個人懇談の時にしっかり話を聞いて娘たちの授業の理解度をしっかり確認してきます。

今の成績表ってどんなもの?

☑成績表の評価が良いことが頭の良さに比例しない。

☑成績表は相対評価ではなく、絶対評価でつけられているところがほとんど。

☑勉強の理解度は個人懇談の時に確認しよう。

☑成績表を見ながら親子での会話を楽しもう。

お勧めの教材紹介

とにかく良文を声に出して読むことで集中力と語彙力をアップ。

≪≪長期休みは普段できない勉強をするのがお勧め。

この時期に日本地図・世界地図・ことわざ・漢字を強化しましょう。

うちの小学生組はチャレンジタッチ。【進研ゼミ小学講座】を受講中です。

タブレットを使ってゲーム感覚で勉強出来るので勉強に対する苦手意識もなく楽しく取り組んでいます。

苦手な教科は復習を、得意な教科は学年を超えた先取りが出来るのがお勧め。

現在漢字は長女も次女も1学年上を勉強中。

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