子供にきつく怒った後に反省することはありませんか?また、子供のころ親や大人から言われて心に残っている嫌な言葉ってないですか?言ったほうは覚えていなくても言われたほうは長い間、心に刺さったままという言葉って少なくありません。
実は、母親からのキツイ言葉の中にも子供の心を強く傷つけるものとそうでないものがあります。
子供も小学校高学年くらいになると「あのときママが行った言葉ですごく傷ついたものがある」などと話をしてくれることがあります。私の何気ない一言をこんなに気にしていたんだなと反省することも多いです。
逆に、私が「きつく言い過ぎたかも」と思って子供たちに後日謝るとなんにも気にしてないなんていうことも。
きつく怒ることよりも「他の子と比べるひと言」や「気のない返事」のほうが傷つけることがあるのです。
この記事では、子供との信頼関係のためにも私が言わなきゃよかったと後悔している言葉を集めました。
売り言葉に買い言葉でつい言ってしまう言葉も多いのでぜひ、気をつけてくださいね。
○○ちゃんって偉いね。○○ちゃんって賢いね。
自分の子供がいる前で他の子の事を褒めることって多々ありますよね。
自分の子供の悪口を言うのではなく、ほかの子を褒めるだけ。悪いことだなんて思いませんでした。
もし、お友達の子を褒める機会があったら出来るだけ、そのあと自分の子もほめるようにしましょう。
ぜったいに子供同士を比べるような言い方をしてはいけません。
(子供の問いに対して)どっちでもいいよ。
忙しいときに『これとこれどっちがかわいい?』 『これとこれどっちを持っていったらいいかな?』なんて聞かれても『正直、どっちでもいいよ』と思うことありませんか?
私はよくあって『どっちでもいいんじゃない?』とか『どっちも似合うと思うけど?』なんて見てもいないのに言ってしまうことがありました。
どっちでもいいのは洋服のことや持ち物のことですが子供にとっては『じぶんのことなんてどっちでもいいんだ。』と思ってしまうきっかけになります。
子供に『自分のことなんてどうでもいいんだ。』なんて思わせないように心の中ではどっちでもいいのになと思っていてもグッと隠して『こっちのほうがかわいいよ。』と言ってあげるようにしましょう。
女の子なんだから。男の子なんだから。
女の子なんだから大人しくしなさいとか言葉遣いには気を付けてとか、男の子なんだから泣いちゃダメとか、言わないようにしていてもついつい口から出てしまう言葉。
先日、道徳の授業で長女が女の子らしさ、男の子らしさについて勉強したと言っていました。
そして、『男の子だから○○。女の子だから○○は言っちゃだめなんだよ。』と。
出来るだけ言わないようにとは思っていましたが長女は女の子なのに・・・と言われることが多いそうです。
『女の子なのにやんちゃだねとか。よく言われるけどなんでなんだろう?って寂しく思っていたんだ。いいよね?やんちゃでも。』と言っていました。
私もいい意味だと思って『女の子なのに元気だね。女の子なのに男の子に負けないくらい走るの早いね。』って、これもダメですよね。
今後、セクシャリティが多様化する世の中です。人の心の中が本当はどうかなんてわかりません。知らないうちに傷つけているなんてことのないように気を付けようと思っています。

(子供の交友関係に口出し)あの子と遊んではいけません。
なんで私の交友関係に口を出すんだろう?あの子のことどれほどわかっていてそんなことを言っているんだろう?そういう親の方が信用ならない。と思って正直親に対してがっかりしたことを覚えています。
しかし、親になった今暴力的な子を見ると『あの子に近づいたら痛い目に合うのに・・・』とか『あの子といたらうちの子はいいように使われるんじゃ。』なんて思ってしまいます。
人のいい長女と次女をみながらいつもハラハラしています。
でも、子供ってそんなこと関係ないですよね。だって、友達の事信じているし心からいい子だって思っているんですもの。
私にできることはもし傷ついても家には味方がいるんだよということを伝えることくらいです。
子供たちの友好関係に口を出すことは越権行為。絶対してはいけません。