モンテッソーリ教育とは何か知っていますか?
私は普段の子育てで子供たちに出来るだけ早く自立してもらえるように気を付けています。
もともと私は心配性で過保護な性格なのでついつい手を出しすぎてしまうんです。
そんなときに知ったモンテッソーリ教育。いま、取り入れている幼稚園や幼児教室が増えています。
でも、近くにそんな幼稚園ないという人のために家で出来るモンテッソーリ教育をご紹介します。
こんな方に読んでほしい。
☑早期教育を早く始めたいけど何をしたらいいのかわからないご両親
☑子供には早く自立してほしいと思っているご両親
☑習い事をさせる余裕はないけど自宅で出来る教育を探しているご両親
Contents
モンテッソーリ教育とは?自宅で実践できるものなの?
モンテッソーリ教育=早期教育・英才教育のイメージがありますがそればかりではありません。
子供たちが生きていくうえで必要な力を付けてあげることを目的とした教育方法です。
なので、園だけでモンテッソーリ教育を実施するのではなく、家でも同じようにいろいろ気を付け、実施するべきところがたくさんあります。
中でも私が子育てをする上でぜひやってみようと思った5つの項目をご紹介します。
モンテッソーリ教育について | 公益財団法人 日本モンテッソーリ教育綜合研究所
その1、日常生活の練習。
モンテッソーリ教育で子供たちが道具を使って作業することを『仕事』と呼びます。
家でも出来るだけ仕事をさせるように心がけることが大切です。
- 服を脱ぐ・着る・ボタンの練習をする。
- ハンカチを畳む。
- 脱いだ服を洗濯かごにもっていく。
- 食べたお皿は台所まで持っていく。
- コップに水を注ぐ。
など、日常でできそうなことはできるだけチャレンジさせましょう。
その2、料理を手伝ってもらう。

料理を手伝うといっても年齢に合わせて頑張ればできそうなことからで大丈夫です。
例えば、ご飯にふりかけ(青のりや鰹節など)をふりかける。レタスをちぎってもらう。その程度のことでも充分です。
それができるようになれば、配膳をしてもらったり、ご飯をついでもらったりする。
さらにそれが上手にできるようになったら子供用の手が切れない包丁で豆腐やキュウリを切ってもらう。
スモールステップで小さな成功を重ねながら、一緒に料理を手伝ってもらいましょう。
その3、音楽を聴き、それに合わせて楽器を鳴らすこと。
モンテッソーリ教育を取り入れている園では週に何度か音楽を楽しむ授業があります。
家でも出来るし、簡単そうなのに意外と楽器を鳴らすのって自宅ではやらないんですよね。
楽器と言ってもピアノなど難しいものではなく、カスタネットや箱(ドラムの代わり)でいいので音楽に合わせて叩き、音に合わせて声を出したり身体を揺らしてみましょう。
その4、自主性を重んじてたくさん選択させる。
『子供だから』『どうせいつもと一緒のが好きだから』『時間がないから』と言わずに、たくさん選択する機会を与えてあげましょう。
こうすることによって子供は大人から1人前に扱われているんだと感じ自立へのステップアップにつながります。
また、言われないとできない指示待ち人間ではなく、自分の意思をしっかりと持った自主性のある子に育ちます。
その5、最後に一番大切なのは親が一歩下がって見守ること。
一番大切なことは『大人が一歩下がって子供を見守ることを心がける』ということです。
モンテッソーリ教育では大人は子供を見守り、子供が自由にできる環境を整えることこそ1番大切な仕事だと考えています。
大人はあくまでもサポート。そのサポートというのは子供がしている仕事に手を出すのではなく、仕事ができる環境を安全に整える事です。
子供がもし、同じことを何回も何回もしていたらどうしますか?
違うことをするように促すのではなく、同じことを何度しても安全であるように周囲の環境を整えることです。
たった5つの事を心掛けるだけでモンテッソーリ教育のメリットがわかる。
1つずつを見るととても簡単で今にでも家で取り入れられそうな習慣ばかりですね。
時間的な余裕がないと少し難しいかもしれませんが、休みの日などに時間と心のに余裕があるときに実行してみてください。
我が家でも、『早く着替えなさーい』や『もうママがやったほうが早いわ!』なんていうことを止めて一歩下がって子供にさせてみようと思います。
その1の日常の生活など、出来るようになると親も朝のバタバタも格段と楽になりますね。
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