幼稚園や保育園の時とは違って、小学校に入るとお手紙や提出物は子供に任せるしかありません。持ち物も連絡帳を見ることしかできないのに、連絡帳を書く事を忘れて帰って来ることも。忘れ物の多さに困っている方は多いのでは?
長女は1歳半の時に発達障害のグレーゾーンだといわれていた長女。ナフキンや給食道具、水筒などの忘れ物があることは知っていましたが先生から電話があって『必要な書類が提出できていません』とのこと。
つい怒りたくなってしまいますし、届けてあげたくなりますが先生方に迷惑をかけるもの以外は届けないようにしています。手紙をなくした、出し忘れなどの行事の参加・不参加のお手紙は不参加で提出しています。
いつまでも親がフォローするわけにはいかない提出物。
みなさんは学校まで届けてあげていますか?我が家の改善方法をご紹介します。いま小学4年生の長女。少しずつですが改善できているような気がします。
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提出書類の紛失は初めての事ではない。その理由は?
長女の場合提出物を出し忘れてしまうのには2つの理由があります。
- 提出するよりも外で遊びたい気持ちが勝ってしまう。
- 先生に話しかけるタイミングが分からない。(そうこうしている間に忘れる)
大雑把な性格だからというとそれまでですが、なによりも1つの事が気になるとほかの事に気が回らなくなります。
さらに、人見知りなところがあるので担任の先生に『教頭先生に渡しておいて』なんてあまり面識のない先生に持っていくように言われると一気にいけなくなってしまいます。
前回は反省文を書いての改善策を提出。
前回は本当に大切な提出物を紛失してしまったので私が大激怒しました。
ちゃんとしている宿題を提出するのを忘れていることも多いと先生から連絡があったのでどう改善するのか?という話になりました。
長女が出した改善策は
連絡帳の全部のページに赤色で『提出物を出すこと』と書く
ということでした。
しかしそれでも今回改善が出来ていない事が明るみに出てしまいました。
今回出し忘れたのはイベントへの参加表だったのですが先生からのご厚意で提出できていないけどまだ参加枠があるので参加しますか?と連絡がありました。
持ち物を見える化することも大切。
発達障害グレーゾーンの子は見える化することで忘れ物を減らすことが出来ます。
連絡帳に「提出物を出す」「○○を持って帰る」などと書く事で改善することは多いです。
参加表を提出できていなかったイベントには参加させなかった。
先生からは今からでも参加できますよとご連絡をいただきましたが今回は参加を見送りました。
参加表を提出できずになくしているのに参加させることははたして娘のためになるのかと考えた結果の事でした。
本当に参加させてあげたいという気持ちはあったんですが、それでは反省しないのかな?と思ったんです。
どんなイベントにも積極的に参加したがる長女にとって、参加・不参加の手紙をなくしてしまうと不参加になるというのはとても悲しいことだったようです。
きつく叱ったり、怒るよりも「手紙を期限内に提出しないと不参加だよ」ということは効果があったようです。
忘れものは自業自得だとするのは良くない事。
こちらの記事で忘れものを自業自得だとするのは良くないと書きました。
自業自得だから困ったことになればいいんだと親が思うことは良くないということです。
もちろん今でもそう思っています。できるだけ一緒になって改善すべき事案だと。
ただ今回は参加申し込みをしていないと参加できないという規程通りにしてほしかったんです。
今後は親も連絡帳をチェック・連絡帳を活用する。
今後大切な提出物がある場合は私から連絡帳に『連絡袋の中に手紙がありますのでご確認ください』と連絡を書くようにしようと思います。
小学生低学年の間は忘れちゃうことも多少はしょうがないのかな?と。
一緒に確認しながら少しでも忘れ物が少なくなるように努力しようと思います。
忘れものが多いのは私もですが、大人になっても苦労することばかりです。
娘なりの『忘れない工夫』ができるように一緒に努力していきたいと思います。