幼稚園に通い始めるようになると、子供たちは急激な成長をみせます。
偏食だった子がお給食だったらお残しせずに食べられたり
普段は1人遊びの多い子がお友達と一緒に遊べるようになったり
普段見ない戦隊ものヒーローの事を好きになったり。
子供の成長を楽しみに思う反面、心配事も増えます。
中でも相談の多いのが、
というものです。

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【子供の共感性】3歳から6歳の園児時代は良いことも悪いことも吸収する。
3歳から6歳の子供は共感性がとても高く、すぐに人の真似をしたがります。
言葉や行動、表に出さなくても心の中で見て覚えていることはたくさんあります。
まだ、良いことと悪いことの区別がつかないので、人を叩いている子を見ると同じようにやってみたくなりますし、大きな声で叫んでいる人をからかうような悪い言葉もすぐに覚えます。
未就園児さんのころは親が気をつけていい言葉遣い・礼儀の正しい態度で過ごすように心がけていてもあっという間にやんちゃな男の子・ませた女の子の仲間入りです。
良いことと悪いことを区別できるようになるしつけが必要。
幼稚園では良いことも悪いことも吸収して帰ってきます。
それ自体は全然悪いことではありません。むしろ、どんどんいろんなことを吸収してもらわなくてはいけません。
どんな風に注意する?口の悪さを直す方法は?
そう思うのは当然ですよね。
でも頭ごなしに『そんな言葉遣いしたらダメ!使っちゃダメ!』って言ってもそれではやめてもらうことは出来ませんよ。
共感力の高さを利用して言われた人の気持ちを想像させる。
3歳から5歳くらいの子になると理由をしっかり説明すると理解することも可能です。
人を傷つけるような悪い言葉はいけないと伝えましょう。
3歳児に言葉の何がどう悪いのか説明が難しいと思います。
そういう時には共感性の高さを利用して説明すると理解してもらいやすくなりますよ。
こういう風に問いかけると大人が思った以上に一緒に考えてくれますよ。
人を傷つける言葉ではないけどくだらない・下品な言葉を言う場合は無視。
人を傷つける言葉ではないけど外で言ってほしくない言葉ってありますよね。
少し下品な言葉・・・例えばうんことか。
でも子供ってくだらない言葉を連呼するの大好きですよね。
そういう時は『そんな言葉言っちゃダメ!』と言っても全く聞いてくれません。
構ってほしくてひどい言葉を使う時も。そういう時は抱っこタイム。
幼稚園に入学して、環境が変わるとどんなに社交的な子だってストレスや緊張があるものです。
今までずっと一緒にいたママ・パパから離れるストレスはやっぱり大きい。
構ってほしくて、ついつい悪い言葉遣いになる子も多いんです。そんな時には抱っこタイム。
幼稚園さんになってお兄ちゃん・お姉ちゃんになったから恥ずかしがる子もいるかもしれません。でもやっぱり、まだまだ赤ちゃんみたいなもの。
正直小学2年生の次女だって未だに抱っこが大好き。
運動会や学校行事・習い事で疲れると甘えたくなるみたいです。
口の悪さは親のせいだって言われるけどそれだけではありません。
子供の口が悪いと『親の顔が見てみたいわ』とか、『親御さんも同じようなしゃべり方をしてるんだろうな』なんて言われがちですが、一概にそうとは言えません。
もちろん、親のせいの場合もあります。一番身近にいるのでうつりやすいのも確かです。
でも、なんでもかんでも親のせいではありません。
幼稚園のお友達や先生の場合だってあります。
でも、それも子供の共感性が高いからこそ。
そんなことを思わないでくださいね。
いいものばかりではなくて、悪いことだって教えていかなくちゃいけないんです。
それには悪いことだって知らなきゃ!
大丈夫です。教えてあげればわるい言葉だって気づいてくれますよ。
