家庭訪問前に大掃除が行われます。三姉妹ママのむぎです。
『家庭訪問?いつでも来てもらっていいよ!』なんて口が裂けても言えません。
家庭訪問って、先生にどこまで見せますか?お茶やお菓子は出した方がいいの?玄関でも座布団や座っていただくものは必要なのでしょうか?
もし、玄関までですって決まっていたら掃除が楽なのに・・と思ったので色々調べてみました。そして、参考までに我が家の家庭訪問対策を紹介したいと思います。
小学校ママのむぎ家の話、参考にしてください。
そもそも、学期始まりに家庭訪問をする目的とは?
家庭訪問では子供に関するとてもたくさんの情報を知り得ることが出来ます。
一番大切なのは小学校から自宅までの通学路。
学校でケガをしたときや何らかの事故があったときに先生が生徒の家の場所を把握しておくことはとても大切なことです。
他には、クラスメートの家との距離・玄関に入るだけでも家の様子や雰囲気が分かります。
きれいなのか、散らかっているのかだけではなく家から漂う空気感。初めてお邪魔するお友達の家でも感じることはないですか?
『散らかっているけど居心地のいい家だな』とか『きれいにしているけどなんだか取り繕ったような感じがするな。』とか。ただの主婦でも多少感じるのですからたくさんの生徒さんのお家を回る先生方はもっとたくさんの事を感じることが出来るのかもしれません。
新任・転勤のあった先生だと土地勘がないので家庭訪問の時に学校周辺を確認する意味もあります。
家庭訪問って玄関先まで?リビングまで?
以前はリビングまでお邪魔される先生がほとんどでしたが、今は最小限の玄関までとされる学校・先生が多いようです。
かと思ったら、家庭訪問の順番が最後だったり、次のお宅まで時間が空いていると保護者のほうから『リビングでゆっくりお話しませんか?』と促されることもあるようなので本当に様々です。
家庭訪問で何を出せばいいの?
基本的には何も出さなくても大丈夫なので安心してください。
先生もお茶のあるなしを気にしたりすることはないと思います。
すべてのお家でお茶を飲んでいたらトイレも気になりますし、お腹がちゃぽちゃぽになってしまいます。
とはいえ、何か出さないと・・・とやっぱり思いますよね。(私は用意しないとそわそわするほうです。)
なので、自己満足ではありますが冷たいお茶とお茶菓子と冷たいお手拭きを用意しています。
たった10分15分の家庭訪問で先生がいらしてからお茶を出すと時間のロスになってしまうので、事前に魔法瓶にお茶を入れてコップに氷を入れた状態で用意しておきます。
そして、凍らせたおしぼりを冷蔵庫に用意。
お茶はどのお家でも用意されているでしょうし、先生が気を遣ってしまっては申し訳ないので『遠いところありがとうございます。もしよかったらどうぞ。』とか『ほかのお家でも召し上がってますよね?無理なさらないでくださいね。』と一言添えるといいと思います。(お茶やお菓子を出すことで先生に食べなきゃと気を遣わせることになるからやめるべきだという話も聞きました。なので、これはあくまでも私の例です。)
先生が『飲まなきゃ(食べなくちゃ)』と思ったり、気を遣わせないようにすることが大切だと思います。
我が家の場合は、話のついでに『このお菓子、子供が大好きで。』という話をすると『私も大好きなんです』と言ってくれるような気さくで優しい先生ばかりでした。
学校・土地柄によっては『保護者から何かもらってはいけない』とか『この家では食べて、うちでは手を付けなかった』なんていう保護者さんもいるようですが、そのようなこともなく朗らかで優しい時間を先生と一緒に過ごすことが出来ています。
とてもありがたいことだなと思っています。
家庭訪問ってどんな話をするの?
正直話はあまりありません。時期的に4月末ごろなのでまだ授業も少ないので。先生もまだまだ子供の事をわかっていない状態。
だいたいは子供を褒めて褒めて・・・よいしょされている感じです。
驚くことに徒歩で来る先生よりも車やバイクでいらっしゃる先生のほうが多いです。土地柄でしょうか。そんなに田舎でもないと思うのですが。
私の時代は・・・家庭訪問中の先生をこっそり追いかけて、気になる子の家を突き止める。といったことをしていたのですが。時代なのでしょうか。
希望としては・・・家庭訪問=楽しい時間。
地域柄・学校柄もあって『お茶菓子禁止』『お茶遠慮します』というお知らせが来るところもあるようです。
そういうお手紙があった場合はその指示に従いましょう。
なので、案内の手紙をしっかり読んでその範囲の中で先生と朗らかに子供の話ができたらいいなと思っています。
玄関掃除・おうちの掃除は面倒ですが、これで我が家の雰囲気や子供の事が少しでもご理解いただいて、毎日の教育に役立てていただけるのであれば・・・嫌いな掃除も頑張ります!といったところでしょうか。
お茶やお茶菓子を出すことは私の中でお客様をもてなすときの『当たり前』ですが、先生にとっては負担かもしれない。これからも負担を感じさせない形でおもてなしできたらな、と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

