『何で勉強をしないといけないの?』
小学生なら一度は思う疑問です。自分の子供にそう聞かれたらどう答えますか?
『みんなやってるから!』『子供は勉強するのが仕事なの!』なんて答えていませんか?
親としてははぐらかさずにしっかりと向き合って答えてほしいと思います。きちんと向き合わずにはぐらかす大人は子供からどんどん信用をなくしてしまいます。。
この3つの答えで納得してくれるかはわかりませんが、私は勉強の必要性を感じています。勉強はなりたい自分への架け橋です。
『勉強をする理由』子供の未知なる力を引き出す。
勉強は子供の未知なる力を引き出すと私は考えています。
大人になってからだって勉強すれば自分の意外な適性を見つけることだってあります。
『あっ意外と心理学って面白いな。これ使えるな。』
『算数って苦手だけど物事を理論的に考えることって算数に似てるな。』
『健康のために栄養学を勉強したらハマったなぁ。』
子供は、可能性の塊です。なにがどうハマるのかわかりません。
でも、その可能性をいつ・どう使うのかはやっぱり勉強次第だと思うんです。
いざ、やりたい事を見つけた時に自分が通っている学校だと学べない・・・何てことがあるかもしれません。
将来、学歴なんか関係ないブロガーになりたい!と思ったとします。いまTwitter界隈では『会社(大学)辞めればいい。そしてフリーランスになろう』みたいなことをいう方も多いですが、その会社・業界にいるからこそ耳に入る情報もありますよね。
そういう環境を作るのって勉強で培ったものだと思います。
努力して勉強するからこそ努力の大切さや必要性を知ることが出来る。また努力する力がつく。勉強は基礎の基礎。生きていくための根っこみたいなものなんです。
勉強が必要か必要でなかったのかがわかるのはずっと先の話。
私は必要だったんだと思いますし、今でも勉強すること学ぶ意欲をもって生活しています。
いっぱい勉強したことの中から自分のしたい事にあった知識や経験をチョイスすればいいんです。その選択肢は1つでも多いほうがいいに決まっています。
やりたいことはやらないといけない事の向こう側にある。
陰山英男さんの学力はこうして伸ばすという本に書いてあった言葉です。
『やりたいことはやらないといけない事の向こう側にある』
良書でとてもおすすめなのですがもう本屋さんでは取り扱っていない本のようです。
もしくは、今やりたい事が見つからなかったとして、やりたいことを見つけるにはやりたくないことを成し遂げたその先に見つけられるのかもしれないという意味かもしれませんね。
そう思ったら、やりたくないことでもしっかりやってみてほしいと思います。
学歴なんて関係ない!学校の勉強なんてしなくてもお金を稼ぐ方法ならいくらでもある。なんてTwitterやブログ界隈で言われていますが私はそうは思いません。
小学生・中学生くらいの間は『これは無駄』『勉強よりも大切なことがある。』なんて簡単に言わないで学ぶことにチャレンジしてほしいです。
やるべきことをやってある程度達成した結果必要なかったというのは決して無駄ではないと思います。大人になったからそう思えるのかもしれませんが。
【子供たちに聞きたい】なんで勉強したくないの?
子供に聞いてみてください。なんで勉強したくないの?と。
その理由がもし本当に納得できるものだったら勉強しない理由になるのかもしれません。
でも、小学生が勉強したくないという理由を聞いて解決してあげて欲しいです。
『勉強おもしろくないもん。』ぜったいその子にあったおもしろい勉強あると思います。歴史かな?科学かな?天体かな?
『勉強面倒くさいもん。』面倒くさいものなんて勉強だけにとどまりません。私からしたら料理も掃除も面倒です。でも、面倒だからってしないわけにもいかないし、私はやります。面倒ですけど。
小学生ってあまり考えずに『勉強=面倒』っていいますよね。
でも、運動も料理もゲームも面倒の先にあるものだと思います。
子供のころに思った『なんで勉強をしないといけないの?』に、大人になった私はしっかり向き合って答えを出しました。
皆さんの疑問への答えになっていればいいなと心から思っています。
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勉強が好きではない子におすすめの教材。
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