姉妹や兄弟を持つと多かれ少なかれ必ずあるのが『兄弟ケンカ』です。
でも、これってどうやって止めたらいいのか悩みませんか?
どちらの言い分も分かる気がする兄弟ケンカ。
喧嘩って母親の普段の行動でぐっと回数が減るものなんですよ。
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兄弟(姉妹)の喧嘩が悩みの種という親は多い。
どちらも大切な存在だからこそ喧嘩をしている姿を見るのがツライ。
他人との喧嘩もつらいけど縁を切ることもできなくて毎日一緒に過ごさないといけない兄弟(姉妹)間の喧嘩は本当に頭が痛いと思います。
私は何よりも子供たちの喧嘩が嫌いでイライラの元だったんです。だって、どっちの事も注意したくないし、どちらの言い分も分かることが多いから。
大切な2人がお互いを悪く言ったり、叩き合ったり、髪の毛を引っ張り合う姿なんて見たくないですよね。
でも、最近考え方を変えたんです。すると、気持ちがぐっと楽になりました。
兄弟げんかってそもそも悪いことなのか。
兄弟げんかが出来るって兄弟がいるからこそなんですよね。
いま、1人っこの多い中で兄弟げんかが出来るって贅沢だなと思ったんです。
私は2歳下の弟がいますが、ケンカってしたことがなかったんです。弟も私も我関せずな性格だったいうか、きっと性別が全く違うせいもあったのでしょう。
そのせいか、友達と喧嘩が出来ないんです。なんでも自分の中で飲み込んで人に言えないから喧嘩にはほとんどならない。
もし、一方的に言われて喧嘩になったとして、どうやって解決したらいいのかわからない。 結局疎遠になって終わり。
結婚して家族ができてから夫婦喧嘩をするようになって初めて仲直りの仕方を覚えたようなものです。
そう考えたらケンカってコミュニケーションの1つなのかな?と。
出来れば喧嘩をしても親の介入を受けることなく自分たちで円満に解決してほしいと思ってしまいます。
そうすることで友達や他人とも喧嘩をしても仲直りできる能力を持つことが出来るんだと信じています。
してはいけない喧嘩の仲裁方法。
- 兄弟(姉妹)どちらかの味方をするような発言をする。
- 仲裁する人が感情的になる。
- 両者の言い分を一切聞かない。
これらの仲裁の仕方をしてはいけません。
こんなことをしてしまうと、余計こじれてしまいます。
特に異性の子供(ママからすると男の子・パパからすると女の子)の味方をしがちになってしまいますので仲裁に入るときは注意しましょう。
そもそも、喧嘩の仲裁に入ろうとすると余計こじれてしまうケースは多々あります。
仲直りをさせようとするのではなく『おやつだから喧嘩終了して欲しいなぁ』くらいのほうがうまくいきます。
普段の対応で喧嘩がぐっと減る方法
☑みんながいるところで、兄弟1人1人『長男のココがすごいね。』『次男はこんなところがいいところだね。』と褒める。
☑喧嘩をするのはしょうがないけど暴力はダメとしっかり伝えておく。
☑『2人が喧嘩をすると悲しい気持ちになるな。』と、喧嘩をするとママがどう感じるのかを伝えておく。
みんなのいるところでお互いの良いところを伝えておくことで子供たちはお互いを尊敬する気持ちが芽生えます。
普段からそうすることで、喧嘩をしたときに自分の事を卑下したり、相手の事を軽蔑することがなくなります。
子供の行動は親から注目されたいという気持ちが原動力になることが多々あります。
喧嘩=ママは悲しい思いをするということを知っていれば収束も早くなります。
喧嘩=ママがイライラする。という状況にはならないようにしましょう。
喧嘩のタイミング・きっかけがいつも一緒の場合。
喧嘩をしているときにいつも同じことがきっかけだったり、いつも同じような時間帯だったりすることはないですか?
『ママに余裕がないときや、急いでいるときにいつも兄弟ケンカが始まる』とか、『晩御飯の前におなかが空いて短気になっている』とか『お気に入りのおもちゃをめぐって』とか。
そういう喧嘩のきっかけの様なものがあればそれを排除できるように努力をすると喧嘩も減ってきますよね。
喧嘩の前におもちゃの貸し借りのルールを決めたり、ご飯の時間を少し早くしてみたり、改善できそうなものがあるかもしれません。
兄弟喧嘩・姉妹喧嘩に悩む方に・・・まとめ。
・兄弟喧嘩は貴重な体験。悪いことばかりではない。
・仲裁に入るならどちらの味方もしてはいけない。
・普段の対応で喧嘩は減らせる。兄弟それぞれの性格を尊重しましょう。
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