私が小さな頃は運動できる子は勉強が苦手。
勉強できる子は運動が苦手。だった気がしますが今って勉強も運動もできる子って多くなったと思いませんか?
それはじつは不思議なことではなくて、ごく当たり前の事なんです。
運動することが脳に与える素晴らしい影響についてお話しします。
Contents
運動することで得られる影響は大きく分けて4つ。
運動することで前頭前野が活発に動く。
前頭前野が活発に動くことは考える力が発達しているということです。
また、前頭前野が活発に動くと感情が安定し、相手の事を思いやる力、想像する力が発達します。
運動するとニューロンが増える。
ニューロン(神経細胞)は基本的に産まれてから死ぬまで増えることはないと言われていました。
しかし、近年の研究で運動することでニューロンは増えることがわかりました。
下記のプレジデントオンラインに詳しいことが書いてありますが簡単に言うと、心肺機能を高めるような運動をすることでニューロンという神経細胞が増えることが研究で分かり、運動をすることが脳が勉強をするための準備運動につながるということです。
脳細胞が増える運動「3つの条件」 | プレジデントオンライン
運動することで空間認知能力が鍛えられる。
とくに効果的な運動は、スイミングや球技。
球技で狙ったところにボールを投げたり、味方の動きを把握することが必要なスポーツをすることで空間認知能力が高まります。
空間認知能力が高まると、物の整理整頓やマルチタスクに上手に対応できるようになります。
平面な地図や写真を見て立体的に想像できる力がつきます。
もし、球技が苦手な子でも、監督になったような気持ちで試合を見て『ここに投げたらパスが通る。』『パスを受けるためにはここにはこのポジションでボールを受ける。』など考えるだけでも空間認知能力はアップします。
運動することで集中力が上がる。
運動をすることで、良質な睡眠がとれる。
良質な睡眠がとれると食欲がでて、しっかりご飯を食べられる。
そうして、良い生活リズムで毎日を送ることで脳が活性化する良い習慣が身につきます。
この良い習慣は本当に大切です。良い習慣で生活できている子供は身体も脳もしっかりと成長しています。
小学生時代に運動することで勉強への伸びしろがアップする。
小学4年生くらいになると運動系の習い事を辞めて塾に入る子供が本当に多いですが、受験をするわけでないのなら6年生までしたいスポーツを思う存分することが子供の成長にとてもいい影響を与えてくれます。
いざ、勉強が必要になったときにスポーツをしていた子がとても良く成績が伸びるんです。
集中力や脳の空間認知能力は学習塾では得ることのできない大切な能力です。
もし、塾に行かないと勉強についていけないということでなければ小学生のこの時期スポーツをすることがお勧めです。
お勧めの教材紹介
とにかく良文を声に出して読むことで集中力と語彙力をアップ。
うちの小学生組はチャレンジタッチ。ゲーム感覚で勉強出来ます。
苦手な教科は復習を、得意な教科は学年を超えた先取りが出来るのがお勧め。
こんな記事も書いています。

