子供の発達や成長ってとても気になりますよね。我が家の3姉妹は発語のタイミングがバラバラでした。
同じ親から生まれた姉妹でも成長がこれだけ違うんだからよその子と比べても参考にならないことだっていっぱいありますよね。
でも末っ子以外は発語が遅いと1歳半検診で指摘を受けました。
長女に関しては喃語もあまりなくて、本当に静かな子でした。
何人育てていても育児って不安が付きものです。
特に発達が遅いと言われると心配になりますよね。
長女の時は、主人の仕事が忙しく家で2人きりになることも多いうえに、まだしゃべらない赤ちゃん相手に話しかけるなんてこともせず、童謡やテレビもつけない静かな生活でした。
今思うと、こんな生活でどうやって子供が言葉を覚えるんだろう?っていう環境ですよね。
健診で指摘を受けてから、言葉が出るのが遅い姉妹の発語を促すために私が行った方法をご紹介いたします。
子供の発語が遅いのには理由があります。
発語を促すために私がやっていたことや、おすすめの方法。
テレビを見せると発語は増えるの?テレビを見せているから話さないの?など、子供の発育・発達に不安を持っている親御さんたちに知ってほしいことをまとめました。


Contents
【発語の目安】言葉はどれくらい理解できていればいいの?
1歳から2歳の子供の発達は個人差がとても大きく、チェック項目に当てはまるからと言って一喜一憂することはありません。
母子手帳には各月齢での出来る事リストがありますが全部月齢通りにチェックがつかなくてもさほど心配する必要もありません。
それだけを見て一喜一憂する必要はありません。
まずはどれくらい周りの人の言うことを理解できているかがポイントになります。
こちらが子供の発達をチェックできるサイトです。
でも、チェックした数が多いからと言ってすぐに落ち込むことはありません。
理解できていることと、言葉を発することが出来るということは違うことです。
言葉が出るのが遅れる理由。
- 多胎児の場合。
- 未熟児で生まれてきた場合。
- 出産予定日よりも早い出産だった場合。
- 長女・長男(第一子)
上記以外にも男の子は女の子よりも発語がゆっくりな傾向がみられます。
未熟児さんの場合は修正月例もあるので、出産予定日から考えなくてはいけません。
【確認】言葉の発達チェックポイント。
- 周囲の言っていることは理解できているか。
- 聴力に問題はないか。
- 視線を合わせることが出来るか。
- 指差しするか、しないか。
- 人の真似っこをするか。
1歳半検診でも上記のようなチェックポイントで言葉の発達が遅れているかそうでないかを判断します。
上記のような行動をとる場合は心と体の成長はしっかりしている証拠です。
言葉が出なくても、少しの間様子を見ていたら自然と話すようになったというケースが多くみられます。
言葉が出るのが遅いのは、発達以外の原因がある可能性も考えられます。
もちろん、これが出来ないから異常があるということではありません。
言葉が出ない理由を探して、言葉が出るように練習を重ねる必要があります。
次女の場合は長女と同じように発語が遅れていましたが
周りの大人の様子をちゃんと理解できている。という理由で発達には問題がないと言われました。
この辺りは担当してくださる保健士さんや助産師さんによって大きく変わるところだと思います。
とても主観的な意見だと思いましたが、すごくほっとしたのも事実です。
【1歳半検診】発語が遅い理由で考えられることは?
1歳半検診では子供を見て発達状況を確認するというよりは提出する質問票を見て診断されることが多いようです。
親が心配しているとグレー判断が出たり、発達支援センターを紹介してくれることがあります。
まだまだ個性が強い時期です。
ではそれ以外で発語が遅い理由として考えられるものは何があるのでしょうか?
普段の生活で声掛けが少なくて言葉をインプットできていない。
これが一番問題です。
ママと1歳の子供だけで生活しているとどうしても声掛けが不十分になりがちです。
しゃべりかけても返事がないから何をしゃべったらいいのかわからないという人もいるかもしれませんが『今日は天気がいいね。』『そろそろご飯にしようか。今日のご飯はおうどんだよ。』とか話しかけてあげてください。
返事がなくても子供はお母さんからの温かい言葉をいっぱい浴びながら成長しているのです。
もし、話しかけるのが苦手なら童謡などの歌を歌って聞かせるのも効果的です。
ポイントなのは発語が少ない→話しかけのない親が悪い。のではなくて、
話しかけがない→発語が遅れる可能性があるということです。
決して発語が遅い子供を育てているのは親御さんが悪いから、ではありません。
決してご自身を責めないでくださいね。

【個性の範囲】子供自身がしゃべる必要性を感じていない。
子供がしゃべる必要性を感じていないケースもあります。
例えば、喉乾いたなと思ったら普通は『ちゃー』といったり、お茶のある台所までママの手を引いて行ったりします。
しかし、ママがすべて先回りをしてお世話をしてしまうと言葉を話す機会も必要性もなくなってしまいます。
子供がしゃべろうとするときは『何かを伝えたいとき』です。
ついつい子供のためにいろいろしたくなってしまう気持ちも分かりますが、先回りで至れり尽くせりの生活をしていると成長する機会を失ってしまうのです。
子供の元々の性格が無口なタイプ。
最後に、元々の性格が無口でシャイな子供もいます。これは男の子によくみられる傾向です。
言葉もインプットされていていつでもしゃべりだせる状態なので、何も心配する必要はないのですが自分の子供が無口でしゃべらないのか、何か問題があってしゃべらないのかなんてわからないですよね。
絵本ナビは全ページ試し読みやちょっと試し読みが出来ます。
サイトも可愛くて、絵本大好きな方が多く集まっているのでレビューもとても参考になりますよ。
毎日の生活で発語を促してあげるためにできること。
発語が遅いのはママが本を読み聞かせしてないからでしょう?って責められるのもウンザリ。
そう思っていませんか?確かに読み聞かせは発語を促す重要な要素です。でも、出来ないからと言って責められることじゃありません。
1日少しでも目を合わせておしゃべりしてあげたり、一緒にテレビを見て『おもしろいねー』とか『あのお洋服可愛いね。』など子供に語り掛けるだけでも充分です。
では具体的に話をしましょう。
【発語のために】たくさんの言葉や歌を聞かせてあげましょう。
絵本を読んだり、歌を歌ってあげることでいろんな単語と意味をインプットすることが出来ます。
ママが楽しそうにしゃべっていると子供だって興味を持って聞いてくれます。
散歩の最中に歌を歌ってあげると、そのうちその歌を覚えて一緒に歌ってくれるでしょう。
詳しくはこちらの記事で


読み聞かせの代わりにテレビでも効果はあるの?
テレビからも言葉を覚えることはあります。そういう意味ではテレビも有効な手段の1つです。
しかし、テレビは返事をしてくれませんし、待ってもくれません。
一方的なものです。
1.2歳の子供に言葉を教えようと思ったら、一方的に話しかけるだけでは不十分ですよね。
忙しいときにちょっとテレビにお世話を頼むのはいいと思いますが、読み聞かせの代わりにはなりません。
しかし、一緒にテレビを見て感想を言ったり、『面白かった?』とか『○○ちゃん(キャラクター名)今日は出てきた?』なんて聞いてあげるだけでテレビも一方通行のものではなくなります。
1歳半検診で言葉の遅れを指摘されたても個人差があることを忘れないで。
この時期での言葉の遅れには個人差があり、再検査=発達の障害があるということにはなりません。
もし、指摘をされたら、なぜ言葉が出ないのか考えてみましょう。そして、出来るだけたくさん話しかけてあげて、絵本を読んで言葉をたくさん浴びせてあげましょう。
インプットがたくさん出来たら、言葉が次々とあふれ出すようにでてくるかもしれません。

我が家の姉妹も言葉の遅れを指摘されました。
2人共言葉をしゃべるのが遅かったです。
長女の時はかなりのワンオペで私と2人で家にいることが多く、ほとんどしゃべらない日々を過ごしていたので今思えば、そりゃ言葉も覚えないよね・・・という感じでした。
1歳半検診に行って『こんなにみんなしゃべるんだ』と驚いたくらいです。
まだ、しゃべらなくて普通だと思っていました。
でもそれから本を読むようになり、おしゃべりしながら散歩に出るようになり4歳手前で幼稚園に入ってからおしゃべりするようになりました。
3歳児検診でもあまりしゃべりませんでした。大人しい性格だったのでそれも原因の1つだったと思います。
でも今は問題ないですよ。
この時期の発達には個人差がかなりあります。必要以上に落ち込まないでくださいね。
楽しくいっぱいおしゃべりしてあげてしっかり様子を見てあげてください。
何かのきっかけで急にしゃべりだす子どももたくさんいます。
発語を引き出すお手伝いになる教材
最初、赤ちゃんにはどんな絵本を選べばいいのか、どうやって話しかけたりやりとりしたらいいんだろう?と思った時に始めたのがこどもちゃれんじです。
資料請求するとサンプル教材がもらえます。サンプルでも楽しく遊べますよ。
どんな絵本を選べばいいのか分からなくなったら絵本ナビがお勧めです。
絵本の試し読みも可能です。絵本キャラクターグッズも豊富にそろっています。