暗記が必要な教科が苦手な子は苦手意識が高くなかなか勉強が続かない。
でもそれって、勉強の仕方・暗記の仕方を分かっていないから記憶がなかなか定着しないだけなんです。
本を読みながらその内容やポイントを記憶に定着させるのは受験生になっても大人になってからも必要な能力です。
知識の定着させるには
- 表紙や目次を見て仮説を作ること。
- この情報はどんな形でテストに出るのかアウトプットをイメージする。
- 1ページずつ1言で要約していく。
- 疑問を探して自らからの手で調べること。(より深い知識を付加する)
- さらに・・・人に教えることで知識を自分の経験に変えるとより覚えやすい。
この5つを詳しく説明していきます。
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Contents
暗記強化は得意なこと不得意な子に分かれる。
暗記強化が得意な子と不得意な子の違いは何でしょう。
教科書や本をただ覚えようと『客観的』に読んでいる子と、本の中に自分が入って考えながら本を読む子の違いです。
さらにいうなれば、覚えたい・学びたい本の本文を読むまでの準備の有無も必要です。
【目次に注目】読む前に何を書いているのか、結果がどうなるのか予想する。
本の中身を読むまでに注目しておくポイントがあります。
本の表紙と目次です。教科書に関しては表紙には何も情報がないですが、ビジネス書や参考書には表紙にたくさんの情報が空いてある場合があります。
大人の読書には必ず必要です。
教科書や試験勉強に関しては目次に注目しましょう。
今日は何処を勉強するのか覚える必要があるのか知っておくとインプットがしやすくなります。
結果がどうなるのか意識して読み進めることで記憶を定着させるのですが、一番効果的なのが『思っていた結末と違う!』とビックリすることです。
思っていた通りの内容だとあまり記憶に残らないんですよね。
アウトプットするときの様子を想像しながら読み進める。
教科書の読み方で大切なのはアウトプットするときの様子を想像しながら情報を頭に入れることです。
テスト勉強だったら『この内容だったらどんな形式でテスト問題を先生が作るのかな?』と考えることです。
テスト以外でもこの情報はどんな時に使える知識なのか。こんな応用も効くのではないかと考えながら読むのはとても有効です。
ただ読むのではなくこのように想像しながら読む。目的をはっきりさせた状態(アウトプットするのが目的)でインプットするのでは全然違います。
例えば、この本とあの本と今日買った本を読んで情報を合わせて自分の経験を踏まえてこんな感じで記事を書こうと思って読み始めると頭に残りやすくなります。
本や教科書を見ずに実際にアウトプット(要約)してみる。
教科書を読んだら1ページ・もしくは見開き1ページ単位の文章を要約してみましょう。
始めは5行程度。出来そうなら1行程度で要約してみましょう。
要約するということは読んだことを自分の力でまとめることです。教科書の内容を読むだけではなく、自分の経験としても記憶することが出来るのでより記憶の定着を助けてくれます。
ちなみに数ページの情報を1言でまとめたものが目次です。だから最初に目次を読む必要があるんですね。
自分の経験と当てはめること事が出来るとさらに記憶は定着しやすい。

自分の体験と当てはめながら読んでいくことで『あれ?自分とは違うなぁ(驚き)』や『ウンウン。私もそうだと思ったわ(共感)』という風になります。
ただただ傍観者になって教科書を読み進めるよりも『前に読んだ時にこれ共感したわぁ』などど記憶をたどる糸がたくさん用意できます。
自分に質問しながら読むことで疑問を発見!上手に情報をまとめることが出来る。
質問をしながら読むことで地頭を鍛えることも可能です。
よりよい質問が出来るようになると将来とても役に立ちますよ。
伸びる子を育てたいなら『質問力』はとても大切。
特に今はネットで情報を探す人も多いはず。なんでも素直に読み信じていたら後で何の根拠もないデマだった!なんて言うことのないようにしましょう。
人に教えることで自分の経験とすることが出来る。
更に高度になりますが、教科書で集めた情報をテストでアウトプットしやすいようにどんなふうに問題になって出るのかな?と考えながら人に教えてあげしょう。
人に教えることで頭の中の情報を整理してアウトプットできます。
さらにこの記憶は『テスト対策で本を読んだ』以外にも『自分が先生になって○○ちゃんに教えた』という2回分の記憶になります。
簡単なようで少し難しいですし、もし誰にも教えてあげる機会がなかったとしたら『教えてあげるとしたらこういう風に説明しよう』と考えることで記憶の整理につながります。
この状態の記憶はインプットだけでなくすぐにでもアウトプット出来る状態にあるので本当にテスト対策として一番のオススメです。

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